妄想店長~大人と子供~

 その時まで、その瞬間まで私の我が儘に付き合って下さいね?

 その時まで、その瞬間まで私に夢を見させて下さいね?

 辞めると言わなかった貴方が悪いんです。

 私を甘やかした貴方はいつか後悔するでしょう。

 少なくとも嫌われなかった私がパワーアップするのは間違いありませんよ?

 調子に乗せたのは貴方。

 自惚れた私。

 さて、どうなるのでしょうね。


「香塚サン、デートしましょう?」

「勤務中です。」

「暇ですし店閉めましょうよ。アタシはデートしたいんです。」

「俺はキモい大人を連れて歩く趣味はないです。」


 貴方の毒舌にも困りましたね。

 でも、その手には引っかかりませんよ?
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