キミとボク

ボク


「おはよう。」

って言っても誰もいないことは分かっていた。

今は午前7時20分。

毎日この時間帯には学校に来ているのだが誰も来ない。

もう2年目だから寂しくもなんともないのだが。

ここらで自己紹介でもしとかないと読書が混乱してしまうかもしれないな。

僕の名前は「篠橋 裕一」この話の中で「ボク」に当たる人間だ。

顆那土屋高校2年2組で図書委員をしている。

周りからは陰キャラって言われてる。

自分で言うのもなんだがモテてる方だ。

さて話に戻ろうか。

なぜ僕が毎日朝早くに来るかというと特に理由はない。

ただ早く起きて家にいるのも変だからこんな時間に学校にいる。

何か暇を潰せるものはないだろうか?


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