禁断ノ遊ビ


一つも二つも歪んでる。


「好きなら、相手の自由を奪って一人じゃ生きれないようにするものでしょ?」


フルフルと首を横に振るので精一杯だった。


「何が違うの?間違ってるの?だってそうしないと消えるじゃない」


それは只の自分勝手でエゴだ。何故それが分からない?


「椿だって雛が消えたから連れ戻して閉じ込める為に此処に来たんでしょ?」

「違う!」

「……同じだよ。薺と椿は同じ」


一緒にするな。お前みたいな異常者と一緒にされてしまっては堪らない。

拳を握り歯を食い縛る。もう一度声を荒げようと息を吸ったとき、それに息が一つ混ざった。


「起きたね、雛」



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