IMITATION LOVELESS -Remember-
暖かなミルクティー。
カップから立つ湯気は、部屋の中に甘い香りを漂わせた。
「……も、いや…」
「憐…?」
憐は震えながら涙を溢した。
「もう…こんな、優夜と刹那の傍に居られないような場所には…居たくない!」
憐は泣きじゃくりながら 二人の手を掴む。
「……じゃぁ、助けてあげる」
「え…?」
憐の涙を拭いながら優夜が優しく笑った。
まるで 憐に誓いを立てるように。
「代わりに…、ずっと 俺達の傍に居てね?」
「ずっと…だからな?」
「……っ、うん…」