IMITATION LOVELESS -Remember-
放たれた弾は優夜の服を掠める。
その際 優夜自身の素肌にも掠り傷を刻んでいく。
「痛いよ…刹那」
「当たり前だろ…」
優夜が左頬に伝う血を人差し指で掬い、赤い舌で嘗めとる。
その妖艶さに刹那は怯んでしまう。
余りの艶-ナマメ-かしさ、妖しさに 刹那は顔を歪めた。
「……刹那」
「っ!?」
―パンッ
優夜が撃った弾が刹那の左頬に深い掠り傷を刻み付けた。
血が雫になって垂れ落ちる。
「くっ……、」
「……クス…、刹那の痛そうな顔を見るの久しぶり~」