IMITATION LOVELESS -Remember-
優夜は最高に妖しく笑いながら銃口を刹那に向ける。
―パンッ パンッ パンッ
「……ちっ」
「髪が邪魔そうだね~」
優夜が連射した弾が刹那の腕に傷をつけていく。
離れた場所から見ていた憐は涙を流しながら必死に祈っていた。
「………優夜、刹那」
そんな憐の足元に二羽の梟が舞い降りてきた。
大きな羽を何度か羽ばたかせ、無事着地した。
《憐…!》
《泣いてる暇あったら、逃げるか 二人を助ける方法を探せ!》
「でも……でも……!」
憐は頭を大きく振り、今にも狂ってしまいそうだった。