IMITATION LOVELESS -Remember-


「憐! 憐!!」

「離せ! 憐!」


「優夜ぁ! 刹那ぁ!」


泣きじゃくる憐を助けようと純白と漆黒の梟が黒スーツに爪をたてる。

しかし 弾き飛ばされてしまう。


「きゃっ!?」
「っ…!?」


谺と魑が地面に叩き付けられ人の姿に戻ってしまった。


「「憐…!!」」

「優夜! 刹那!」


お互い、届かないとわかっていても届かせようと手を必死に伸ばした。


「くっ……、優夜、刹那…。 記憶が…戻るなんて………こうなったら…」


要が懐から銃を取り出し、銃口を憐に向ける。


「憐…!!」

「おじ様! 止めろ!!」


「死ね!! 模造品の汚れた姫!!」


―パンッ!!


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