冬になったら
君と出会って

不思議な心に

気がついた

それはとても

不思議なもの

暖かくて優しくて

冷たくて悲しいんだ

そして僕は

時々持て余す

初めて気づいた

ことだから

僕には使い方が

わからないんだ

だから僕は

君にぶつける

溢れたものを

君にぶつける

君は泣きだす


君に包まれると

僕は安堵する

君と繋がると

僕は解放される

君のなかへ

僕がいる

僕のなかには

君がいる

そんな気がする

君じゃないと

だめなんだ

──それでも

僕はまた──

同じことを

繰り返す──

君の涙は乾かない

君の笑顔は消えていく

君は僕によって

傷つくんだ

だから──



でも君と離れたくないよ

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