うそつき
橋元はうちら二人の仲の良さを見てなんか感じとったのか
「こんな所で立ち話もなんだから、どこかでお茶でもしませんか?もちろん奢りますよ。」
その言葉にまことは嬉しそうに笑って、ちょっと小走りで橋元について行った。左手でうちの手を引っ張って、早く早くって促してるみたいやった。
いかにもお洒落なカフェに着いたら、お店の隅の方の、周りに話が聞こえへんような所に案内された。
なんか嫌な予感がした。普通に話すだけやのに、なんでこんな奥の方なんやろ。店員さんと橋元は知り合いみたいで、橋元が目配せをしたから、店員さんがここに案内したのをうちは見逃さへんかった。
「こんな所で立ち話もなんだから、どこかでお茶でもしませんか?もちろん奢りますよ。」
その言葉にまことは嬉しそうに笑って、ちょっと小走りで橋元について行った。左手でうちの手を引っ張って、早く早くって促してるみたいやった。
いかにもお洒落なカフェに着いたら、お店の隅の方の、周りに話が聞こえへんような所に案内された。
なんか嫌な予感がした。普通に話すだけやのに、なんでこんな奥の方なんやろ。店員さんと橋元は知り合いみたいで、橋元が目配せをしたから、店員さんがここに案内したのをうちは見逃さへんかった。