うそつき
ふたり

1

そう気づいたら、嬉しくて嬉しくてしょうがなかった。二宮さんがそんなにうちの事考えて言ってくれたなんて、思ってもなかった。ああやってうちの事を第一に考えてくれた二宮さんがもっと好きになった。
そしたら、もうまた元に戻りたいしか思わへんくなった。また二人でベンチに座って、うちはただ隣で聞けたらそれでよかった。
でも、どうしよ。あんな気まずく別れてしまって、普通に公園に行っても、イヤな顔されるだけかもしれへん。うちが、二宮さんが女とかそんなん関係なしに好きやって伝えなあかんと思った。それには、どうしたら…。
そうや、約束の曲の詞をちゃんと書こう。
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