甘く、愛されて。
気付けば彼がじーっと
私を見つめていた
何!!なんかかなり
恥ずかしいと言うか
照れるんですけど!!
「あの、お風呂溜めますね!」
沈黙に耐えられなくなった私は
お風呂場へと逃げた
「あ~やっぱり男の人の家に
住み込みなんてまずいよね~
て言うかあの人なんか
フェロモン駄々漏れだし…」
「もう済んだか?」
「えっ!?」
後ろを振り向くと真樹さんが
壁に持たれて私をみていた
うわっ!!今の聞かれた!?
「あの~…いつからそこに?」
「今さっきからだ。
風呂に入りたいんだが」
無表情の彼からはさっきの独り言は
聞かれていたのかは分からない
「あ!どぞ!」
さささーっと退散する