24時間プロデュース【完】
降りた駅は良く知った場所だった。
駅を出てすぐ其処は大きなショッピングモール街になっていて。
ショッピングをする時は必ずと言っても良い位、
此処に足を運んでいる。
やっと馴染みのある土地に戻って来て少しだけ肩が軽くなった。
「何か食べようか」
少し遅めの朝御飯を食べようと二人して
構内にあるカフェに入った。
『いらっしゃいませ、おはよう御座います』
中に入るとウェイターさんが笑顔で迎えてくれた。
『二名様で宜しいでしょうか?』
「はい」
帽子を深く被った架が頷いて、
あたし達は奥の席へと案内された。