24時間プロデュース【完】
「え、嘘!
貰って良いの!?」
目を丸くして差し出されたソフトクリームを見つめる。
「良いよ。
いちるが迷ってる時点で
半分あげようと思ってマンゴー選んで買ったんだし」
「架様…!」
「…お前結構、現金な奴だよな」
“ほら”
と口元に笑顔で差し出してくれる架が優し過ぎて王子様に見える。
何て優しいの…!
あーんって口開けて食べるのは小さい子みたいで恥ずかしいけど
今はマンゴーソフトを食べられる喜びで気にならなかった。
「じゃあ戴きます!
あーん!」
マンゴーソフトを一口、ぱくんと口に頬張る。
口に入った瞬間爽やかなマンゴーの味とピューレの粒が広がった。