24時間プロデュース【完】




ばっ、と口元を手で抑える
あたしを見て架は可笑しそうに笑った。


顔から火が出そう…!



「御馳走様でしたっ」


語尾に音符マークが付く様な軽やかさで
パチンと両手を合わせる架を
茹蛸の如く赤い顔で睨み付けたのだった。



…多分そろそろ心拍数の異常で身体に異状をきたすと思います。




「…次!

ジェットコースター乗るよ!」


近場にあったジェットコースターを目指してずんずん歩く。



「あ、ごめん。

俺、ジェットコースターはパスだわ」



「え、何で!?」


平気そうな感じなのに。


自分から進んで乗りそうなのに!?


「あ、分かった!

高所恐怖症なんでしょー!?」



「はい違いますー。
全然違いますー」


「…何かむかつく」




< 236 / 419 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop