24時間プロデュース【完】




「一秒たりとも、時間を無駄にしたく無いんだ」



誰に宣言するでも無く、男はきっぱりとそう言い切った。



「それで話は戻るけど、

俺の誘拐劇に乗ってくれない?

…って言うか乗れ」



…!


この後に及んでまだ言うのか。


信じられない位可笑しな頭の持ち主だ。


普通はここでもう諦めるでしょ、色々と。



「何で、そこまでして…」


戸惑いながら目を伏せると。



「お前と居たいんだ。

…いちるちゃんと」




< 32 / 419 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop