24時間プロデュース【完】
それでもお互い何処かで気付いていた。
多分、あたしより架の方がもっと、ずっと。
――もうこのままの身体じゃ限界が近い事。
「明日の朝、手術だって」
「うん」
「……。」
「……。」
「いちる、今何時か分かる?」
「あ、えと…」
確か此処に来る前にナースステーション前を通った時、21時54分位だったから…
「今は22時過ぎ?」
多分だけど。この部屋時計無いみたいだから正確には分からないし――
「…そっか」
架はあたしの返事を聞くと黙り込んでしまった。