白緑蝶"ever since【続】
「俺はおまえを抱きたい」

大好きな、艶のある深い声

聞こえた。

「うそ」

「いい加減にしろよ
 
 嘘なんかつくかよ」

私を壊れるほどに強く抱きしめ
る貴方の男らしい力に、ぎゅっ
と締め付けられて私は幸せを
感じる。

息ができないほどに苦しくても
私、幸せなの。

持っていたカバンから私が手
を離すとカバンは床に落ちた。

私は、貴方の背に腕を回して
ぎゅっと抱きついて囁くの。

今思い出しても恥ずかし過ぎる
台詞・・・

「それなら

 抱いてよ

 今すぐ抱いて
 
 俺のものだってして」
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