白緑蝶"ever since【続】
ソラは感動し、そして呟いた。

「ゆらゆら、漂ってる
 
 俺達の赤ちゃん

 こんにちは」

ゆらゆら・・・

その帰り道、本屋で名付け本を
手に取るソラに私は言った。

お腹に触れる手。

「ソラ、あのね

 この子の名前だけど
 私が決めてもいいかなぁ?

 どうしても付けたい名前が
 あるの・・・」

貴方を、真っ直ぐに見つめる瞳

貴方は手にした本を元の場所に
置いて言った。

「いいよ

 どんな名前
 
 今、言ってみて」

「ゆら・・・

 男の子でも、女の子でも
 
 ゆらにしたい」

「ユラって、おまえ・・・」
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