白緑蝶"ever since【続】
ソラは、驚いてるみたいだった
けど、私の決心は変わらない。

ユラ・・・

やっぱり、貴方が深い声で語る
その名、響きは素敵。

愛を感じる・・・

その呼び名に、潤む瞳。

「ソラが、ユラって呼ぶ声
 
 その声が、私は一番好き
 
 大好きな名前をこの子に
 あげたい 

 この子は、ゆらちゃん」

ソラは大きなお腹で歩く、私の
肩を抱き寄せて言うの。

「いい名前じゃん

 ひわ
 おまえ、センスあるね」

現在・・・

ここは、脱衣所。

「ソラ

 着替え置いておくね?」

「ひわ、ゆらは寝た?」

「うん、やっとね」

「そう、タオルくれる?」
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