白緑蝶"ever since【続】
そこに現れた、テオさんは言う

「ソラ、ほらっ、忘れたの?
 
 キスのこと?」

キス?

いつのキス?

「どのキスだよ?

 ユラ

 おまえも知ってるとおり
 ここにされすぎて
 わかんねえよ」

そう言って、ソラは頬に指先を
当てた。

ユラ・・・

その名は、久しぶりにこの私に
向けられている。

過去に、呼び戻される・・・

キス・・・・

そう私はソラの頬にテオさんが
キスをする姿を一緒に暮らして
いた当時、少しの期間にも関わ
らず何度も目撃した。

そう、あんな風に腕を組む姿も
・・・

急速に仲良くなって行く二人に
やきもきした日々を思い出す。

『あの日のキス』

気になる。
< 497 / 638 >

この作品をシェア

pagetop