白緑蝶"ever since【続】
トントントン

「ひわ、開けて

 話そう?」

ドア越しに聞こえる声。

息を切らし話す貴方の声。

「うるさいな、知らない
 
 ソラと話すことなんて
 わたしにはない

 誰にでも優しくして
 あげなよ

 私には、あんなに
 冷たかったくせに」

「いつの話だよ?」

「酔いつぶれた女を、おんぶ
 なんてしちゃってさ
 
 ほんとムカつくのよ

 私だって一回ぐらいしか
 してもらったことない」

「何に怒ってんの?」

「お父さんみたいに
 あったかい背中
 わたしのだったのに・・・」

涙が溢れてきた・・・

空は、私にとって家族。
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