モンスター学園 partⅡ
「顔も何もかも似ている俺たちが、同じ親から生まれた俺たちが…力を持ってるか持ってないかだけでこんなにも扱いが違うなんてなぁ(笑)」
勇羽は嘲笑気味に笑った。
あたしは、ただ何も言えず……
言う言葉が見つからず黙って立っていた。
「レイラの子は美姫だけ…世間にはそう伝えられた。力のない俺は用無し何だってよ。施設に預けられた俺に待ってたのは孤独と苦しみの日々。園長は大酒のみで毎日毎日子供に暴力を振るった。…周りの職員も見て見ぬふり……。」
「………」
「俺は、あの園長のせいで片耳が聞こえねぇんだよ。」
「………」