不運平凡少女が目立つ幼なじみに恋をした。
「、へんたい。」
キ、と睨めば理来は「お前が悪いんだからな。」と言いそのまま馬乗りになった。内心バクバクで壊れそうだ。
理来はテーブルに器を置くと、再び私に唇をあわせてくる。熱のせいでいつもより力が入らない。
理来の服を握る手に力が入らなくなり、くたりとベッドの上におちた。
唇がやっと離れて、安心して大きく空気を吸った時首筋を舐められてびくん、と体が反応する。
変な声がでそうになるのを必死にこらえる。
このままではヤバイと思い理来の肩を押し返そうとするができない。
「り、く、」
もう、全部が熱い。プチ、プチ、と制服のボタンが外されていくのをぼんやりと見る。
このまま流されてもいいかも、なんて思ってしまった。
その時、ガラッと勢いよく保健室の扉が開く。
「ここちゃーん!大丈夫かー。」
この声は、村上君だ。
理来は村上君の声を聞き我に返ったらしく、「え、あ、俺、え?」とぱにっく状態だ。とりあえず私のうえからどいてほしい。