雪の天使

〜出会い〜青年side

クソだりぃ…
何もやる気がおきねぇ。

チッこいつさえこんなとこでケンカを売ってこねければ溜まり場で寝れたのによぉ。

はぁ、イライラする…こいつ弱すぎ。
そろそろ帰ろうか…。

そんなことを考えてると、視線を感じた。
その方向に目を向けると…今にも倒れそうな天使のような女がいた。
思わず見惚れてるとその女が逃げようとしていて、声を掛けようとしていた自分に驚いた。

とにかく追い掛けると、その女が倒れていて、すげぇ熱があって、とにかく溜まり場に連れていかねぇとって思って、その女を抱えて溜まり場にダッシュで行った…。


溜まり場についたら仲間にビックリされて、何時もだったら睨んで黙らせるのにそんな時間も惜しくて総長部屋に連れてって寝かせた。

心配で何かあったらすぐ対応できるように、傍らで座っていたら………


何時の間にか眠ってしまっていた。


青年side END
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