【完】そこを右に曲がると、~少女館、そこは闇持つ少女の集う場所~


きっと少女は、父親をよく見ていたはずです。

ならば、気づくでしょう。


ロボットや機械を作る父親の優しい目・・・。


そんな父親を見た少女は、とても悲しくなってしまい反抗するようになってしまったのです。


少女は、父親を愛しているからこそ反抗できたのでしょうね。


・・・ですが、父親は少女を残して死んでしまいます。



この時、少女は笑っていましたね?

しかしこの笑いは、乾いた笑いだったのでしょう。


少女は信じたくなかったのです。


大好きな父親が死んでしまったという事実を・・・----



< 193 / 221 >

この作品をシェア

pagetop