【完】そこを右に曲がると、~少女館、そこは闇持つ少女の集う場所~



しかし、悲惨ですね。


主は、大事な息子の体をおいしいと言って食べてしまったのですよ?

嗚呼、恐ろしい。



ですが、この事件の結末は案外あっさりとしていました。


この事件の1ヶ月後に、バレてしまったのです。


何故、バレてしまったのでしょう?


答えは簡単です。


少女と同じ使用人仲間の女は、少女が息子を嫌っていたことを知っていたようです。


そのことを主に告げ口したのでしょうね。



その後主は、使用人達と共に詳しく調べた結果、この事が分かったのです。



でもまぁ、事件が解決したのだから良しとしましょう。





さて、お客様。

この殺人鬼ともいえる使用人を買いますか?






では、これにて"使用人少女"の解説は終わります。




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