【完】そこを右に曲がると、~少女館、そこは闇持つ少女の集う場所~



少女は毎晩毎晩、自室に籠もって泣くようになりました。



少女は泣きながら思いました。



(どうして!?どうして私が、変なあだ名を付けられて一人ぼっちにならなきゃいけないの!?)



そして少女は、あることを思ったのです。



(私が、機械やロボット達なんかと一緒にいるからだ!
私があの子達から離れれば、また仲良くしてもらえる!!)


と・・・

少女は、ロボット達と毎日一緒に遊んでいたりしても、人間の女の子と遊んでいたりするのも、どちらも大好きで大切だったのです。


少女も女の子。

一人ぼっちになるのは嫌なのでしょう・・・



だから少女は、避けるようになったのです。



少女の大好きだった機械やロボット達を----・・・



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