* 俺様な先輩 *
最初は心強かったけど
今となっては複雑な気分…。
しかも、ロッカーの位置まで隣なんだよね
新垣くんがスタッフルームから出るまで
隅で携帯いじってよっかな…
かばんから携帯を出したその時…
「そんなに警戒しないでよ
もう俺、前園のこと諦めたから」
ガタンとロッカーを閉めると
新垣くんは私とすれ違いざまに
『だから今まで通り接して?』
って言ったんだ。
諦めてくれたの?
いつも通りの優しい新垣くんに戻ってて
こないだの怖さなんて
微塵も感じなかった。