* 俺様な先輩 *





あたしはその場に立ち尽くす。



つまり……、


あたしが会長に話してたことは


全部先輩に丸聞こえで…。


ってことは……


あの恥ずかしい告白も聞かれて、た…?





「詩織…」


「…はい」





誰もいない屋上に


あたしと先輩の声だけが


響き渡った。






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