同居、始めました!
「いえ。千鶴さん、相変わらず綺麗だなって思って」
羨ましいなって思ってますよ、言いながら立ち上がってお湯を沸かす。
そろそろ電気ケトルが欲しいなぁ、なんて思っていた時だった。
「年明けにね。航也に、少し距離を置こうって言われたの」
呟くような小さな声。だけどわたしの耳にはちゃんと届いた。
千鶴さんの言っている意味が分からなくて千鶴さんに詰め寄った。
「それってどういう意味ですか?」
あんなに幸せそうだったのに。
嬉しそうだったのに。
航ちゃんは千鶴さんしかいないって思ってるのに。
「今のままじゃ結婚できない。少し時間が欲しいんだって」
ー
「そんな」