XX刀刀XX-tougai-
第一章
「うっ―――――!」
ここは・・・俺の部屋!?俺・・・死んだはず・・・なのに・・・
手に何か冷たい長いものが当たった。
刀だ。
「こっ・・・これ・・・」
傍には赤い携帯が。
彼はその携帯を恐る恐る開き、中を見た。
そこに書かれていたのは
『あなたは殺し合いの参加者に選ばれました。生き残りたければ鬼を12人倒してください!その刀は支給品です。ではよいゲームを!!』
携帯を落とす、隼人。
「ゲーム・・・って・・・」
刀を手に取り、中を確認する。
本物だ―――――――!
そう確信した隼人は静かに刀をしまった。
そしてその刀をサブバックに入れる。
学校へ持っていくのだ。
携帯もポケットに入れ、行く準備をする隼人。

