好きな時間は通学中。
じ~~~~~~~~~~~~~~~~。
え。え。何?何?
心の中でつぶやく。
なんでこんなに凝視するの~~~~!?
っていう程、クラスの皆は私のことをガン見する。
今思えば、普通なのかもね。
見知らぬ子が教室に入ってくる。
その子もあの子も知らない子。
そんな子が、これから1年一緒のクラスになるんだもんね。
凝視するのは当たり前か。
なんて、あの頃の私には理解できなかった。
なんか顔についてる?
なんか服についてる?
私、そんなに珍しいかなぁ!?
必死に平然を装って自分の机を探す。
まず何列目のどこかもわからない。
前の黒板に貼ってある図をみないとわからない!
はやく座りたいのに私の名前が見つからない。
こんなときに限って、なんでみつからないの・・。
その間にも私の後ろで凄い視線感じる。
めっちゃ見られてる・・。
ようやく見つけた自分の机にすっと
腰をおろした。