Vrai Amour~美空の場合~
「しかも、お嬢様なんだって?」


絡ませた髪に先生がキスをする。


肌に触れているわけじゃないのに、そこから一気に熱が広がるようだ。




「いいの?お嬢様がこんな不良教師と・・・」




そう言いながらも先生の指先は私の体のラインをなぞる。

学校で、しかも教師と、こんなこといけないって頭は否定する。

でも、体はすっかり熱を帯び、先生への気持ちを抑えられそうにはなかった。
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