極上★獄女～fight１～

『真理亜さん、僕は君のことが好きなんです。
いつも真理亜さんが僕に言うように言い寄ってくる女の子はたくさんいます。
でもその子たちは財閥としての僕しかみてくれません。
でも真理亜さん、あなたは違った。』

(え？俺神谷になんかしたっけ？)

と真理亜は思い当たるふしがなかった

神谷は話を続ける
『入学式の日僕は有名な財閥の次期当初として周りの生徒からいろいろ言い寄られてました。
それに調子に乗った僕に君は怒鳴りたてましたよね』

(え？俺入学式に怒鳴った…)


『あぁーーーっつ!!』

真理亜は声をあげた

そう入学式の日確かに真理亜は神谷を怒鳴りたてたのだ

～入学式～

廊下で言い寄られている神谷に真理亜はぶっかった

神谷は
『君は人にぶつかって謝りもしないのかい？』

有名な財閥の次期当初の神谷の発言にまわりがこおりつく

入学式の頃真理亜は契約を交わしたばかりで危機感というものがなかったため神谷に余裕をかまして『それが何？』といいゆっくり振り向いた


その時不覚にも神谷は真理亜の容姿の美しさに一目惚れしたのだった

『き、君の名前は…』
緊張しながら神谷がきく

『おれ…じゃなかった私は権力者だからといって調子に乗って廊下のど真ん中でたむろしているあなたなんかに興味はないわ』
と一言いい真理亜はすたすたあるいていった

神谷の周りにいた生徒はざわめく

『今の方綺麗でしたわね～』
『麗しい』
『どこのクラスの方なのだろう』

そう口々に言っていた


学校にチャイムが鳴り響き一番最後に入ってきた神谷は空いている席に座った



『あ…』

神谷が座った隣の席には真理亜がいた

真理亜は隣の席の神谷にそしらぬ顔をして一人一人の自己紹介を聞いている

神谷は真理亜の自己紹介の番になるのをまっていた


あと一人終わればこの人の名前が…