うそつきは泥棒のはじまり
神話は 作られた。
中々 仲間内では 評判良かった。

”こうなりゃ あれだ。 
 神っちゅうのが
 太陽とか 海とか
 タネの 親分っての
 どうだい”

”また 話が 大きくなってきたな”

”この世の中の事 全部 
 神の作ったものってことかい?”

”それだな。”

”この武器も 大地も
 月も 星も 全部 
 神が 作ったことにしよう。
 頭は その一番目の子供で
 俺達は その子供”

”それはいいけど、
 どうやって
 信じさせるかだな。”

”偶然を 予知できれば
 良いんだけどね”

”それ やってみようか”

”次に 昼 暗くなる時間を
 知ってる旅人と この前
 会っただろう。
 彼を利用しようか”

この計画は 世界中の各地で
実行されて 各地に
様々な神話が信じられることに
なった。 
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