仕事上手(?)で恋愛下手(!)
先生は、私をバスローブにくるんで
お姫様抱っこをして
ベッドルームへ運んでくれた。

ベッドはキングサイズだった。

二人で寝ても余るくらい広い。
真っ暗ではなく、
先生は間接照明を
ひとつだけ付けてくれた。
真っ暗ではなく、薄暗い中にいることが
返って恥ずかしさを煽った。


「どうせ、先生も貧乳だと
おもってるんでしょう?」

っと言うと、先生は私の
バスローブの紐を解きながら
たくさんのキスをしてくれた。
頬、額、鼻、唇…


「花菜。ようはバランスだと思うよ。
どんなに胸が大きくても
自分の好みじゃなければ嬉しくない。
花菜は胸は大きくないかもしれないけど、
この首筋のラインと鎖骨とのバランスとか、
腰から下のラインだって女性らしくて
オレはすごくキレイだと思うよ。」

私の身体を時々触れながら
先生は褒めてくれた。
< 150 / 365 >

この作品をシェア

pagetop