仕事上手(?)で恋愛下手(!)
「花菜。良かったな。
これで一歩前進できるな。」

絢子さんとの受診を終えて、大和先生へ
結果を報告した。

「先生、屋上で話しするのやめましょうよ。
もぉ真冬なんですから、寒くて死にそう…。」

先生に報告があると話したところ
医局ではなく屋上でと提案があり、
私達二人は屋上のベンチに腰を下ろしていた。

「屋上じゃないと今、煙草吸えないしなぁ…。」

12月終わりの今日の空はどんよりと雲っていて
山では雪が降ってるんじゃないかと思うほどに
吹き下りてくる風が冷たかった。

手が冷たくて両手を擦り合わせて温めていると
先生が温かい缶コーヒーを差し出した。

「ちょっとぬるくなっちゃったけど。
少しはましかも。

…花菜。
次の休み会えない?」

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