仕事上手(?)で恋愛下手(!)
柏木の顔を見た途端に私の中の
抑えていたモノが外れたような
気がした。

そして、人目も気にせず大泣きを
してしまったのだ。

柏木は私の涙が落ち着くまで胸を
貸してくれて、
落ち着いた頃を見計らって

「家まで送ってやるよ。」

私の頭をグシャグシャっと撫でて
言った。

「いつも情けないとこばっかり
見せてごめんね・・・。」

泣きべそをかきながら言うと

「どうしてお前は本当に好きな奴に
そういう可愛い顔を
見せられないんだろうな・・・。」

あまりよく聞き取れなかったけど
そんなようなことを
柏木は言っていた。
< 284 / 365 >

この作品をシェア

pagetop