仕事上手(?)で恋愛下手(!)

甘蜜な時間…。

「奈南。
花菜、持ち帰っても良い?」

大和先生は私のことなんかお構いなしで
奈南にだけ確認をとった。

「あたしなんかに聞かなくたって
最初から先生その気でしょ?

どうぞ。持ち帰って下さい。
ラッピングしておけば良かった
ですね。」

っと言って奈南は私を差し出すように
軽く押した。

「ラッピングしてある花菜も
興味深いけど、
まぁ中身があれば良いや。」
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