I am セカンドガール
そんなある日。

いつもどおり、ご飯に来ていた。

すると
「ねぇ、真奈ちゃんって好きな人いるの?」
と聞いてきた。

「はっ!?いきなり何ですか?」

「いやぁ〜。いるのかなぁ〜って思って」

「…そっちは、どうなんですか?」

「う〜ん…どうだろ?一応彼女はいるけど…」

「!??彼女いるんですか!?」

「…うっ、うん…」

「前に聞いた時は、いないって言ってたじゃないですか!」

「あっ、ヤキモチ〜!?」

「違います。ただ、彼女持ちの人とは、連絡とらないようにしてるんです。
もめたら、面倒だから…。何で黙ってたんですか?」

「彼女いるって言っても、俺にはもう気持ちないから、別れたいとは話してるんだけど、なかなか応じてくれなくてね。だから今は距離をおこうって事になって、連絡とってないから」

「そうなんですね…」

「うん…隠すつもりはなかったんだけど、言うタイミングもなくてさぁ…」


隠すつもりはない?

十分隠していたと思う。

前に聞いた時は、
そんな事言っていなかったのだから…



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