ブラウン管の中の彼女
「かっこいい…」
口から感嘆のため息が出た。
普段は可愛いって印象が強い祐ちゃんだけど今はかっこいいとしか表現のしようがない。
どうしようっ!!心臓がバクバクしてきた!!
「実早ちゃん?入らないの?」
いつまでもその場から動かない実早に祐ちゃんは首を傾げた。
お願いだから実早の名前を呼ばないで―――っ!!
耳まで赤くなりそうな勢いだ。
「どう?予想外の出来の良さにママもびっくり♪」
ようやく追いついたママに実早は高速で頷いた。
ああもう!!どうしよう…!!顔が熱いよぉ…!!
こんなにかっこいい祐ちゃんを目の当たりにして、鼻血がでそうだ。