石川啄木の歌を読む (1)

52.へつらひを・・・

へつらひを聞けば
腹立(はらだ)つわがこころ
あまりに我を知るがかなしき


 我を知る勇気を奮え
 囚われの心の深き
 淵より出でよ
 (一郎)'04.2.24

 体制にへつらうなかれ
 体制の欲求こそは
 富の集中
 (一郎)'06.10.16

 へつらわず媚びることなく
 清貧を選んだ父に
 添い遂げた母


 長崎では和裁を教えながら仕立の内職をしていました
 福岡ではリヤカーで花の行商をしていました
 それから貸ふとん店で事務をしながら布団を縫っていました
 働きどうしの母でしたが
 母の口から愚痴や文句がましい事を聞いたことがありません
 
 なのに私は怠け者です
 親不孝ばかりしています
 そんな私に父や母は何も言いませんでした
 私を信じて黙って見守ってくれていました
 それがどんなに難しい事か・・・

 父が死んだときに長男の私は帰りませんでした
 母のその時にもきっと帰らないでしょう
 意気地無しだからです
 そんな私を父も母も仕方がない奴だと許してくれると思います
 どうしようもない甘えん坊なのです
 [ 一郎 ] '08.7.19

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