石川啄木の歌を読む (1)

53.知らぬ家(いへ)・・・

知らぬ家(いへ)たたき起して
遁(に)げ来(く)るがおもしろかりし
昔の恋しさ
 思い出す 何でも楽しむ生き方を 示してくれた懐かしい人
 [ 未定 ] 2006/11/30

 慣れぬ句を 雑事の間をぬりひねり出す 笑ってほしい いたずら心
 [ 未定 ] 2006/11/30

 良き頃や思いを昔に巡らせば 便り術(すべ)なしあのひとは今
 [ 中 ] 2006/11/29

 知らぬ家玄関先の花を見て 主(あるじ)は花が好きな人かな
 (agasa888)'06.10.18

 いたずらもできぬまじめな子どもゆえ
 子どものままで
 さ迷い続け
 (一郎)'06.10.17

 若き日の細いからだが懐かしい
 我が美意識は
 どこへいったの
 (一郎)'04.2.25

 誤ってチャイム鳴らした二度三度
 気付かないでと
 祈り立ち去る

 イタズラする子ではなかった
 掃除はサボらない子だった
 ケンカはしない子だった
 たまにケンカして勝っても
 泣いている子だった
 [ 一郎 ] '08.7.20
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