薬指のダイヤ

達弥


とりあえず自分の調子も落ち着いて

ユウの元へと向かった。

「どう??調べ着いた??」

「あぁ…。」

「族の集まりは…

どこだ??」

そこを聞けば…

あたし1人で行ってやる。

「海辺の…。

パチンコ屋の近く」

「分かった」

あたしはそれだけ聞いて

走り出した。

「おい!?璃麻‼‼」

「何やってんだよ‼」

今はもう…

あいつらの元へ向かうしかない。

駐車場に置いてある

真っ赤なバイクにまたがって

派手な音とともに

海へと向かう。

悪いけど…。

今回は無理するわ。

ユウと、櫂兎に

許可もらってねぇけどさ。

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