昇格試験
「せやで!」
突然大声と共に、保健室の扉がバンッ!と開かれた。
銀髪碧眼の若い幽霊が、小岩井さんに駆け寄る。
「小岩井さんは、俺ら幽霊の期待の星なんやで!何も今の地位を捨てる事なんかあらへんやんか!ずっと今のままでええやんか!」
珍しく真面目な若き幽霊。
その肩をポンと叩いた後。
「…………」
微かな笑みと共に、小岩井さんは保健室を出て行った。
突然大声と共に、保健室の扉がバンッ!と開かれた。
銀髪碧眼の若い幽霊が、小岩井さんに駆け寄る。
「小岩井さんは、俺ら幽霊の期待の星なんやで!何も今の地位を捨てる事なんかあらへんやんか!ずっと今のままでええやんか!」
珍しく真面目な若き幽霊。
その肩をポンと叩いた後。
「…………」
微かな笑みと共に、小岩井さんは保健室を出て行った。