先輩の妹

「つーか、ナツまだ帰れねんじゃね?レポート出してねーんだろ?」

「あ゙っ!!」

マキさんの言葉に南都先輩のすごい声が響く。

「えっそうなの?」

「…そうだった、、、ごめん椎、たぶん遅くなるから先帰っててくれ。母さんにも言っといて。」

「そっか…わかったー」

がっくりと肩を落とす椎。

その姿は可愛らしかった。

南都先輩のことが大好きらしい。

「ホントごめんな。一年生はその場で解散させたから部室の鍵は閉めといて良いぞ。じゃーな!」


南都先輩は急いで支度すると早口でそう言って校舎の方に走っていってしまった。

椎は寂しそうにその背中を見つめる。

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