HAPPY GO LUCKY!!
道理で幼い訳だ。

しかも、高校生かよ!?

「姉ちゃん、俺は高校の…」

「先生と言うことくらいわかっています!

愛があれば年の差も、身分も、職業も何にも関係ないんです!」

胸を張ってどや顔をする姉ちゃんに、もはや返す言葉はなし。

つーか、関係ないって…。

もはや、根負けである。

「――わかった」

そう言った俺に、穂波と姉ちゃんの明るい顔をした。

「穂波と、結婚する」

俺の言葉に、2人は祝福ムードである。

俺は疲れのあまり、ため息すら出てこなかった。
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