白ウサギの宿命
*出会い





「…………ん」






気がついたら、私はコンクリートの上で眠っていた。




「此処は……地球?」





辺りを見回したが、誰もいない。





立ってみると……やけに軽い。


身体が。




「重力が……違うんだ」



地球についたんだ。





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