スノードーム




実は司書さん(彼女と私は仲良し)の趣味で海外系の童話や児童書が数多く揃っていたりする。

それこそ近くの図書館には負けないくらい。


そういった類の話が好きな私にとってこの図書室は大変魅力的に感じる場所なわけで。


初めてここに来たときはそれはもう感動した。


だから図書委員になることを決めたのだ。


それに図書委員をやりたがる生徒も少ない。

委員になっても結局大半がサボるし。


実際私の相方であるはずのクラスメートは、自分が図書委員であることすら忘れているだろう。



というわけで、私は絶賛図書委員二年目である。


でも、図書委員もみんなが思っているほど悪くない。




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