ナイショの恋を保存中!~クールな彼の恋人宣言~
それなのに。

「残りは月曜日の夕方でいいよ、だってそれ火曜日の打ち合わせに使う資料だから」

だなんて。

軽く言うものだからなんて返していいのかわからなかった。

ほんと、お見事!

ただそれだけです。


「それより腹減らない?」

「はい……」

「じゃあ、飯つき合ってよ」

「ご飯ですか?」

「予定ある?」

「いえ、予定は、ありませんけど……」


だって、その予定をキャンセルさせたのはあなたじゃありませんでしたっけ?


「なら行こうよ」

「……え、ええ」

「じゃあ、仕度して」

「あ、はい」

「それにしても腹減ったなあ」


そういえば。わたしも。

こんな時間だし。それにお仕事に夢中になっていていつもはお腹がすくとお菓子をつまむけど今日はそれどろではなかったから。
< 16 / 311 >

この作品をシェア

pagetop